- 大学職員になるにはどうしたらいい?
- 一流大卒じゃないと採用されない?コネが必要って本当?
- 持っていたら有利な資格や職歴とかってあるの?
大学職員の仕事は「ホワイトな事務職」として人気が高いですね。
実際、雇用はとても安定していますし、
「大学というなじみのある環境」で働けることに魅力を感じる方はとても多いようです。
ただ、人気職種なだけあって「大学職員になるには高いハードルがある」という口コミ評判も少なくありません。
- 有名大学を出ていないといけない。
- 出身校・母校じゃないと大学職員になれない。
- 入社後には学閥(がくばつ)があって大変
↑などの意見もあるようですね。
実際のところはどうなのでしょうか?
大学職員になるにはどうしたらいいのか?を具体的にお伝えします。
これから未経験で大学職員を目指す方や、
実務経験者として有利な条件で中途採用を狙っている現役職員の方も、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
大学職員になるには学歴や資格が必要?
結論から言うと、有名大学出身かどうかは、大学職員になるためには関係ありません!
なぜそう言い切れるのか…。
私自身が、全国的に名の通った有名大学の出身ではないからなんです。
それに、何か特別な資格を持っているなんてこともありません。
ただ、大学で働く以上は、大学の仕組みや大学生の気持ちを理解すること、
つまり自身が大学生だった時の経験が求められます。
そのため、「大卒以上」という応募条件が設定されることがほとんどですよ。
出身大学に関係なく採用をしている大学もある?
もちろんあります。
私が勤務している大学でも、採用の対象が卒業生であるかどうかは全く関係ありません。
私自身も現在の勤務先の卒業生ではないですしね。
もちろん中には卒業生もいますが、
多くの応募者の中から合格を勝ち取った人が、たまたまそうだったという形です。
出身大学にかかわらず、「人物・能力を見て採用を決める」という大学はたくさんありますよ。
卒業生は採用されやすい?自分の母校なら採用で有利になる?
「卒業生は選考に有利」という考え方は持たないほうがいいでしょう。
たしかに、職員のほとんどが卒業生という大学も実際にはあります。
ただ、じゃあ卒業生だから採用されやすいのか?というと話は別なんですよね。
そもそも大学職員は、絶対的な応募数そのものが多い人気職種です。
新卒の卒業生からの応募割合が多いから、職員になる人が多いだけで、
卒業生であることがアピールの材料にはなっているわけではないでしょう。
>>ホワイト高年収な大学職員になりたい人が知っておくべきこと(ブラック職場に注意)
大学職員になるには?採用される人/されない人の違い
事前の下調べが採用のカギ
選考で有利になるには、教育理念や建学の精神など、教育の根幹となる部分について、
前もって理解を深めておくことが重要です。
採用される人って、このあたりの対策をしっかりとやってきているんですよね。
大学のホームページには必ず、教育に対する考え方や、大学の歴史などが記載されています。
どのような教育を行い、どのような学生を社会に送り出そうとしているのか、
大学職員になるには、まずその大学についてしっかり情報収集しましょう。
即戦力になれそうな仕事内容を見つけよう
転職で大学職員になるには、仕事の即戦力になるか?という点が重視されます。
どんな仕事があるかは、大学のホームページにある事務組織図などを参考にしましょう。
そして、これまでの自身の経験を分析し、具体的に大学の仕事内容に当てはめてみます。
経験を生かして即戦力になれそうな業務は、たとえばこんなところです。
営業系の経験がある場合
- 「就職部」求人依頼やインターンシップ受入依頼など、対外的な企業訪問
- 「就職部」入試制度に関する説明や志願者確保に向けた高校訪問
事務系の経験がある場合
- 「総務部」「経理部」「人事部」間接部門での業務
- 「研究支援関連部署」教員の研究関連管理業務
接客・販売系の経験がある場合
- 「学生部」「教務部」学生対応をメインとした業務
選考のイメージを膨らませよう
選考の手順は基本的に一般企業と変わりはありません。
一般的には、書類選考を経てから、
筆記試験・適正検査→グループディスカッションや面接(複数回)といった傾向です。
私が選考を受けた際は、中途採用でも第6次審査(最終面接)までありました!
応募者が多数なので、合格をもらうまでのステップが多いのかもしれませんね。
筆記試験では、一般的な学力や適性検査のみを実施することもあれば、
大学についての知識を問うペーパーテストがある場合もあります。
倍率は高くとも、しっかりした対策ができれば、他の応募者より頭ひとつ抜きん出ることは可能です。
大学職員になるには、妥協せずに合格を勝ち取りましょう!
大学職員になるなら「ブラックな職場環境の大学」に転職しないように注意…!
これから働く人も、すでに働いている人も、
大学職員になるならブラックな職場にまちがえて転職しないよう注意してください。
ひとくちに「大学職員として働いています」といっても、
↓以下のように2種類の人がいるのが現実なんです。
- ブラックな職場で搾取されている大学職員(年収300万円…)
- 高年収ホワイトでワークライフバランス良く働ける大学職員(未経験でも年収450万円スタートなど)
ホワイトなイメージのある大学職員ですが、
残念ながらブラック企業に近い職場環境になっているところも少なくありません。
特に、年収面ではブラック大学とホワイト大学でかなり格差が大きいですね。
- 人気大学(何もしなくても毎年たくさんの学生が殺到する大学)
- 定員割れ大学(どれだけ広告を出しても学生が集まらない大学)
↑この2つでは、そこで働く職員の待遇に差が出るのはしかたがないことなのかもしれません。
大学といっても学生が負担する学費で運営されている組織ですからね。
当然、自分が働く職場として狙うべきは上の1. 人気大学の求人です。
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人気大学の求人だから無理…であきらめるのはもったいなすぎ
「人気大学」ときくと、ライバルが多くて自分には難しいかも…と尻込みしてしまう人もおられるかもしれませんが、もったいないです。
別に学生として入るわけではありませんから、
これまでの学歴や職歴に自信がない人であっても採用される可能性は普通にありますよ。
私自身が地方のFラン大出身で、
民間企業での経験ほぼゼロでややコミュ障な人間ですが、
いわゆる有名私立大で職員として普通に働いてます。
大学職員になれるならとりあえずどこでも…はNG!
「とりあえず大学職員になれるなら、実際に働く職場はどこでもいいや…」
↑気持ちはめっちゃわかるんですが、
こういう感じで求人を探すのって絶対にやめた方が良いです。
私も過去にやってしまった失敗なんですが、大学職員になることはできたとしても、
実際にはブラック企業で働いているのと同じ…みたいな状態になってしまう可能性が高いです。
私も最初に未経験採用された大学が完全にブラック職場で、地獄のような目にあいました。
(本当に人生になんのプラスもないムダな時間でした…)
ブラック職場で働く大学職員って本当に生き地獄です。
学生対応やらオープンキャンパスなどのイベント準備やら、
どこからどこまでが給料の対象なのかよくわからない業務を山ほど押し付けられて、
疲弊している大学職員ってものすごく多いんです。
私も今はブラック大学から別の大学の職員に転職し、
なんとか年収も職場環境も改善することができたんですが、
「同じ大学職員でも、職場によって働く環境ってこんなに違うんだ…」と衝撃を受けましたね。
有名国立大の職員などは「そこで働けていること自体がステータス」だったりしますが、
(「東大で職員として働いてます」とか自己紹介できたらそれだけで婚活とか成功しそうですね…)
それでもお給料は多いに越したことはないですよ。
大学職員は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要
これから大学職員を目指す人は、
どういう職場で働くか?にはしっかりこだわってください。
具体的には、転職活動のスタートの段階(求人を探す段階)で、
ブラックな大学職員の求人を選択肢から排除することが大切です。
↓大学職員の求人を探すなら、以下のような大学職員の求人がたくさん登録されている転職サイトで探すようにしましょう。
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大学職員の求人、というだけで飛びつくのは危険すぎる
大学職員の求人って人気なんで、
ほとんどの人は「大学職員の募集が出てる!」というだけで応募候補にして飛びついてしまいます。
↑普通に考えて、これめっちゃ危険ですよね…。
くりかえしになりますが、大学職員と言ってもブラックな求人はたくさんあります。
ブラックな求人に気づけるようになるためには、
いろんな大学職員の求人を見てみて、
自分の中で比較対象をたくさん持っておくことが大切だと思いますよ。
こういう意味でも、転職サイトはガシガシ活用した方が良いです。
転職サイトに無料登録して、希望条件(年収や勤務地・大学規模など)を入力しておくと、
マッチする求人が出るたびにスマホに自動通知してもらえます。
「これだ!」と思える大学の求人が出てきたらブックマークしておきましょう。
日常的にこうやって求人情報をチェックするクセをつけておくと、
大学職員という職種の「平均年収や福利厚生の相場観」が自然とみにつきますし、
優良求人が出てきたときに見落としがなくなります。
(めっちゃいい求人出てる!って気づいて転職サイト見てみたらすでに募集終了…みたいなことってあるあるですよね。これめちゃくちゃもったいないです)
また、こうやっていろんな求人を見ていると、
「自分の職歴や学歴でも応募できる大学職員の求人って、意外に世の中にたくさんある」って気付けるのも大きいです。
これを知っておくと「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」という選択肢を持つことができるんですね。
いい意味で逃げ道(選択肢)を確保できるという感じです。
転職サイトは無料で、情報リサーチに便利なので活用しましょう。
特に、大学職員の求人を探している人は、
↓こちらの無料サイトは絶対使った方が良いですよ。
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